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2011年12月24日土曜日

映画「ちづる」見ました

一部既報(?)のとうり、18日に参加出来ないので、17日の初日に見に行きました。

(18日のオフ会は赤崎監督の参加を得て、盛り上がったみたいですね。行けなかったのが、

残念です)感想としては、たまたま当日、一緒であった、Iさんも、言ってたのですが、一言で言うと「ストーリー的」には少し退屈なぐらい「リアル」やな、ということです。いろんな意味であまりにも、

「ドキュメント」という感じです。一番、印象に残ったには赤崎監督とお母さんとの「進路」の事での

激論です。僕の場合、「進路」での議論は無く、あったのは弟の「自立」の事の議論でした。

最後まで見終わって、思ったのは、お母さんの「子離れ」への疑問です。あそこまで「ちづる」さんのことを抱えこんでいいのか、という点です。さあ、赤崎監督、これから「きょうだい」として、、どう考えていくんでしょう。(U)

2011年12月19日月曜日

「しろくま会」&映画「ちづる」

昨日12月18日は、映画「ちづる」を見たあと、
若手中心メンバー(しろくま会)企画のカフェ会という盛りだくさんな日でした。

その報告第1号を、まずは私が書いてみます。
このあとに、その場にいた他のメンバーから、
第2号・第3号と続くことをこっそり期待しながら………


まずは、映画の感想から。

☆☆☆映画「ちづる」☆☆☆
http://chizuru-movie.com/
映画「ちづる」は、立教大学の学生だった赤崎さんが昨年、
卒業制作として、知的障害と自閉症を持つ妹と、母と、自分を映したドキュメンタリー映画。

お兄さんが撮った映画というだけに、きょうだいの私は興味津々でした^^




で、感想としては、
「あるある!(納得→笑)」と思う場面満載で、楽しませていただきました。
具体的に書くとネタばれになるので書きませんが……
“障がい”とか“福祉”と言うとつい、まじめくさってしまうけれど、
実際の生活は、もっともっと感情にあふれて楽しいんだということに改めて気付きました。

この映画はきっと、
普段から障がいを身近に感じている人には「日常」以上のものではないと思います。
取り立てて面白いという訳でもないし、涙があふれるという訳でもない。
でも、日常の中に「確かなシアワセがここにある」と、はっきり感じられる、
さりげなくて心地よい映像でした。

この幸せ感は、つい涙を誘いがちなTVドラマでは得がたい。
映画だからこそ、劇場に足を運んでこそ!です。きっと。
障がい者と関わりのある人も、無い人も、ぜひ映画館へ!
12月30日まで@京都みなみ会館。宣伝しておきます♪


☆☆☆きょうだいカフェ会☆☆☆
さて、続いて、京都みなみ会館から徒歩7分ほどの「京都テルサheart garden」にて、京都きょうだい会若手メンバー(しろくま会)企画の、きょうだいカフェ会。

20代中心に、30代40代の方も来られ、
さらには、「ちづる」監督の赤崎さん、上映委員会の田中さんも来てくださって、総勢13名で大きな輪を作って、ざっくばらんにお話しました。


「映画『ちづる』、普通に笑える家族の物語でしたね」などと話しつつ、

「きょうだいのことを友達とかに話すとき、こちらはネタのつもりが
『え?障がい者?笑っていいの?』みたいな空気になったりして、つい構えちゃう。
もっと気楽に話せるといいなー」というような話も出ていました。

・「犬を見たら鳥を見る」という弟的ルールに家族が翻弄されたエピソード
・ペットと妹の微妙な主従関係
・お笑い芸人のネタを家で披露してくれるお姉さん  etc……

私もかなり、笑いました^^

「きょうだい」でいることは、確かに悩んだり辛い思いもある。
家族の長い先の将来を1人で考え込んだりとか、
福祉業界特有の空気に触れたときとか、
「うち、フツーじゃないねんや…」って思うときもあるけれど、
でも一方で、年がら年中苦悩している訳ではなくて、
楽しかったり面白かったりする感情も、手の届くところに沢山ある。

まーもしかしたら不謹慎と言われるかもしれないけれど、
「笑う」ことが遠慮なくできたら、
それはそれで気持ちが楽になるなと思った1日でした♪

(Y)