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2018年1月5日金曜日

12月16日(土)第2回 障害者のきょうだいを対象とした「遺伝」に関する勉強会&しろくま会(20~30代のきょうだい会)の報告

遺伝に関する勉強会の申込者の構成(計6名)
性別:男性1名、女性5
年代:20代2名、30代2名、40代1名、60代1名
居住:京都3名、大阪2名、宮崎1名

当日は、しろくま会と遺伝に関する勉強会の2本立てでした。

しろくま会は11時半から2時間ほど、イソイズムさんでランチを食べながら開催しました。
参加者3名の小規模な開催でしたが、大学生きょうだいさんの気持ちをゆっくり聞かせて頂くことができました。



15時から、遺伝に関する勉強会を開催しました。
今回で2回目でした。

(1回目[2016年8月28日]の報告記事はこちら




当日は、講師の他、遺伝カウンセラーの養成を行っておられる先生や、遺伝カウンセラーの方にもご参加いただきました。
前半は随所に質疑応答を挟みながらの講義、後半は意見交換を行いました。

2次会には、スタッフ・講師含め9名の方にご参加いただきました。


以下、参加者の方が書いて下さった感想になります。

きょうだいという立場でも、いろいろな考えや割り切れない思いなんかが人それぞれ持っているのだなと思いました。
少人数だったので集中して聞けました。

遺伝についてとても丁寧なお話でよくわかりました。
振り返れば、障害の有無ということだけでなく、親戚(家系)を広く見て、ガンとか糖尿病になりやすいか、そうでないかと考えたり、肥満になりやすいかどうか考えたりすることがあったなぁと思いました。
遺伝的要因や環境的要因なども普段の支援、また自分自身の育ちを振り返る時によく考えます。
「遺伝」について一つの学びとして、とても興味を持ちました。

今回のセミナーを受けて障害を遺伝するしないと白黒つけれないと、はっきりわかったので、そこはすっきりしました。
正直自分が結婚したり、子供を産むことを考えるまで、どこかで悩みつづけることなのかなと思いましたが、遺伝カウンセラーさんという相談先があるのを知れたことは本当によかったと思います。今日来てよかったです。

具体的な話を聞いて、結婚の話に遺伝の話題を共有することは良くないと思いました。
相手が出す時は仕方ないことだけど、本当に遺伝が原因か、相手の心意はわからないですが、自分は遺伝を理由にしたくないと思いました。
遺伝の事実は期待していた結果と同じではなかったですが、ネットや本で調べて知る知識は限度があり、最も新しい遺伝の考え方がわかってスッキリしました。遺伝の事実はやさしく教えてもらえたので受け入れることができました。

きょうだい体験やカウンセリングのお話が聞けて、自分だけの問題ではないことが改めて確認出来、とてもよかった。

少し遅れての参加になりましたが勉強には間に合い良かったです。
遺伝カウンセラーの先生からお話が聞ける機会は少ないと思いますので、とても勉強になりました。また、次回もあれば参加させてもらいたいと思います。


余談ですが・・・

以下の写真は、運営が3次会で呑みに行った日本酒専門店にて撮影。
京都駅近辺できょうだい会関係の活動があると、こちらのお店に伺うことが多いです。


同じお酒でも、器によって味が変わるんです!!不思議!!


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