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2018年2月27日火曜日

2月11日(日)しろくま会(20~30代のきょうだい会)カフェの報告

参加者の構成(計12名)
性別:男性3名、女性9
年代:102名(高校3年生2名)、207名(うち学生2名)、303
居住:京都6名、大阪2名、兵庫2名、滋賀1名、静岡1
参加回数:初めて5名、2回以上7

※当日に企画した2次会には、8名の方が参加されていました。


今回は、おなじみ「エクスクラメーション・フーズ」さんを利用させていただきました。


当日、京都新聞の方から取材を受けました。
しろくま会の様子を最初から最後まで見届けて下さいました。


まとめて下さった記事はこちらになります。よろしければ、ご覧下さい。

【しろくま会 不安、悩み 率直に語り合う 障害のある兄妹持つ若者集い(2018/02/26)】


しろくま会は、ゆる~い雰囲気を大切にしています。
きょうだいのこととは全く関係のない雑談になることも多々あるため、記事としてまとめにくい、記者泣かせの集まりだったと思います(笑)
それなのに、しっかり活動しているようにまとめて下さり、感謝し、恐縮しています。。

これからも、ゆる~く続けていけたらなと思います。
よろしくお願いします。


以下、参加者の方に書いて頂いた感想です。
印象に残った話題を中心にまとめて頂きました。


久しぶりに同世代のきょうだいのみでの集まりでした。
最近は、自身が現役のきょうだいを卒業してしまったことで、どこか同世代のきょうだいとの距離を置いていたように思います。
(現役きょうだいにとって私の経験は重すぎるな)(良いきょうだいイメージになってしまうのは怖いな)(これからの不安を語り合うことも多い中で、私は先抜けしてしまった)など、想いが混在。
でも、今回参加して、父との関係だったり、幼少期の葛藤など、変わらず「きょうだい」の集まりを必要とする自分もいることに気付いていました。
一歩先にいろんな経験をした一つのきょうだいの事例として何か役立つのであれば、それもいいのかなとも思えました。
(でも話す内容、話す相手など考慮が必要だとも思っています)
ありがとうございました!

色々な課題をそれぞれ抱えてらっしゃるんだなと思いました。
実際に施設やヘルパーさんのことで行動された方のお話が印象的でした。
自分で情報を仕入れ納得して動いていけたらと思います。

・自分がこれからぶつかるかもしれない問題についての話が聞けてよかった。
・子供とは違う観点や話題で面白かった。(*)
・他の人がどう思っているかが聞けてよかった。
自分では分からないことや将来のことを聞けたので本当によかったです。
家族の人数や関係によった違いや恋愛観とか、今まで話題にしたことがないような内容が聞けたのでとても面白かったです。
(*):子どものきょうだい会で話される内容と比較しての感想

社会の大切さが分かった。いろんな年代の方々の話を聞いて、見る視点や思うことの違いや何を重視して生活するかが分かった。

自分と同じ世代の人や、年上の人がどんな考えを持っているかが分かって良かった。
自分と同じ立場の人たちが、自分と同じ悩みや考えを持っていて、一人で悩んで考えるより、このような場で話し合った方が自分のためになるなと思った。

今日は初めて参加させて頂きました。
はじめはけっこう緊張したのですが、やっぱり同じ境遇というか、いきなり本題を話せる感じがとても楽でした。
また機会があれば参加させて頂きたいです。

初めて参加してみて、改めていろんな立場の方とお話できてよかったです。
同じような境遇の方がいたので、もっと早く来たかったと思いました。
また機会があれば参加します。

ちゃんと話したいことを考えてから来ようと思いました。

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京都きょうだい会・しろくま会 今後の予定
310日(土)京都きょうだい会 例会(2017年度内最後の活動です)

詳細は、京都きょうだい会ホームページ「これからの予定」をご覧ください。
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1月21日(日)きょうだい支援セミナーの報告



京都府自閉症協会きょうだい部(なかよし会)主催のセミナーですが、しろくま会のメンバーも運営に関わっていますので、許可を得て、こちらのブログで報告させて頂きます。





前半の成人きょうだい3名による体験談では、20代男性、30代女性、50代女性にご登壇いただき、1人あたり20分ほどお話いただきました。事前に、以下の内容に沿ってお話して下さいとお願いしていました。



【テーマ】「きょうだい」が何を思い、何に悩んで生きてきたのか。

1)子どもの頃から現在までの、きょうだいとしての体験を聴かせてください。

2)子どもの頃から現在までの間に、親や障害のある兄弟姉妹との関係にどのような変化がありましたか。

3)今のご自身の生活(住む場所や仕事など)に、障害のある兄弟姉妹から影響を受けた部分はありましたか。

4)親や周りの人たちから言われて嬉しかった言葉/嫌だった言葉を教えてください。

5)最後に、参加者の方に伝えたいことがあればお願いします。



後半には、グループディスカッションを行いました。

1グループにつき5~6名の6グループに分かれてもらいました。司会進行は、なかよし会のスタッフが担当しました。



【グループディスカッションテーマ】

1)きょうだい支援のあり方

2)子どものきょうだいへの障害の伝え方

3)きょうだいの恋愛・結婚に関する悩み

4)きょうだいの進路や仕事内容に関する葛藤

5)親なき後の生活の場

6)フリートーク


各グループで参加された方の体験や考えなど、思い思いのお話をしていただけました。

またグループで話されたことを全体で共有し、終了となりました。



京都新聞からも取材に来ていただきました。




前回(2017115日)のきょうだい支援セミナーに関する記事はこちら⇒


1月13日(土)京都きょうだい会新年会の報告

参加者の構成(計17名)
性別:男性9名、女性8名
年代:20代3名(うち学生1名)、30代5名、40代6名、501名、60代2名
居住:京都10名、大阪3名、滋賀2名、兵庫1名、鳥取1名
参加回数:初めて2名、2回以上15





京都きょうだい会の新年最初の活動は、新年会から始まります。
今年は例年よりは若干少なめでしたが、きょうだいの立場の方を中心に、親や支援者の方など、多くの方にご参加いただきました。各テーブルで、それぞれ盛り上がっておられました。

2次会には、14名の方が参加されていました。