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2026年4月13日月曜日

3月14日(土)京都きょうだい会例会のご報告

 参加者:計10名(対面)

 性 別:男性 6名、女性 4名

 年代別:30代 2名、40代  2名、50代 3名、70代 3名

 居住地:京都府  9名、大阪府 1名

 参加回数:初参加者 2名、2回以上 8名

 参加者の立場:きょうだい 8名、親 1名、研究者 1名

 障がい種別:知的障がい、身体障がい、発達障がい、重症心身障がい など広範囲
      の家族や遺族、支援者、研究者の立場の方の参加がありました


今回の参加者は10名。うち初参加が2名、これまでに参加歴のある人が8名でした。
同じ日に、神戸でのラヴクローバーの会(宿泊交流会)のイベントが重なったこともあり、久しぶりに参加者が少な目の例会となりましたが、その分、参加者から出されるお話しにゆっくり耳を傾ける時間を持つことが出来、佛教大学から初参加のお2人を迎えて研究協力依頼の時間もていねいに設けることが出来、中身の濃い例会となりました。

以下に、出ていた話題をいくつか紹介します。

・思春期の心境・親亡き後・きょうだい亡き後などの節目をどう乗り切るかについて考
 えている。
・あまり、障がいのあるきょうだいのことで深刻に悩んだ訳では無いが、卒論ではきょ
 うだい支援をテーマにしたことがある。これから、自分と会との関係をどうして行く
 か考えているが、まずは、参加者の話に耳を傾けて行きたい。
・一人では見えないことも、他のきょうだいの人の語りを聴く中で、自分の中のモヤモ
 ヤしたものの輪郭が見えて来ることも実感して来た。
・きょうだいとしていろいろと思うことがたくさんあるが、それがなかなかまとまりの
 ある言葉に出て来ないでいる。例会の中の対話やインタビューの場面では、そのよう
 なきょうだいの複雑な心境を心に留めておいて欲しい。
・「語り部」としてきょうだいの体験を語る場を経験したが、いろいろ些細なことが気
 になり、集中出来なかったことがあった。思いを伝える場の設定について考えさせら
 れた。
・これまで、障がい者や家族が安心して暮らせる場を研究して来た。次は、きょうだい
 がどうしたら安心出来るのかをテーマにしたいと計画している。
・相談窓口に相談に行っても、何から相談していいか分からない経験をして来た。一緒
 に考えてくれる窓口があって欲しい。
などなど・・・

とりわけ

胸の中にある思いがまだ言葉になって出て来ない・・・
その為には、座席の配置やグループ分けの人数など、例会の設定上の工夫も大切になって来るだろう・・・
全体の例会とは別にサブグループがあってもいいのではないか・・・

などの例会のありかたの原点とも言える発言や提案が出たことが印象に残りました。

その時々の参加者の人数によって変わって来ますが、あらためて例会の持ち方や、きょうだいの対話の意味について、考え合えたことはとても有意義でした。

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最後に、頂いた感想文の紹介をしておきます。

・京都府 30代 男性
 今回、初めてきょうだい会の集まりに参加いたしました。
 きょうだい会については前々から知っていたものの、なかなか参加することが叶いま
 せんでしたが、今回、初めて参加しました。立場や状況、年代などが異なる「きょう
 だい」がお互いの話に耳を傾ける取り組みに、静かに感銘を受けていました。
 各々、個別の状況や思いに違いがあると同時に、共通する状況や思いもあることを実
 感しました。また参加できれば幸いです。ありがとうございました。

・京都府 40代 女性
 会に参加させていただき、きょうだいの方々が、おそらくこれまであまり語ってこら
 れなかったであろうこと、思いに蓋をしてきたであろうことが口にされていたことが
 印象的でした。同じ立場にある人たちの安心・安全なつながりの中で、緩やかに支え
 合ってこられてきたことが伝わってきました。
 そして、約50年近い期間、このきょうだい会が続いてきたことも非常に大事なことだ
 と思います。50年の間に障害のある人たちを取り巻く環境は大きく変わってきまし
 た。それでも変わらないきょうだいならではの思いがあるのだと思います。また機会
 がありましたら、ぜひきょうだいの方々の声から学ばせていただきたいです。

・京都府 50代 男性
 ここ数回は、15人以上ぐらいの参加の例会で結構大人数でしたが、今回は神戸のきょ
 うだい会のイベントと重なったこともあり、少な目の人数での開催でした。話しやす
 さで言うと少人数の方が発言の機会も増えるし、慣れていない方々も気兼ねなく話せ
 たので良かったかなと思います。今後、多くの人数の参加になった時の例会運営など
 も検討していく必要があるなと感じました。

・京都府 40代 女性
 先日の例会は人数も少なく、一人一人がゆっくり話せる例会だったと思います。
 仏教大学の田中先生のお話しも、とても興味がわきました。糸井さんと梅田さんが受
 けられた京都新聞のインタビュー記事も読ませていただきました。
 もっと、きょうだいが生きやすい世の中になりますように。

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次回例会は5月9日(土)午後6時~9時 ハートピア京都第一会議室で行います。
参加人数を見て、例会の中での対話が深まるよう、進行について工夫を重ねて行きたいと思います。

なお、京都新聞社から取材を受け、3月23日の京都新聞朝刊に当会のことを紹介した記事が掲載されました。当会ホームページのリンクのメニューから見ることが出来ますので、是非ご覧ください。


 

2026年3月19日木曜日

1月10日(土)京都きょうだい会例会のご報告

  参加者:計17名(対面)

 性 別:男性 6名、女性11名

 年代別:20代  3名、30代 3名、40代  2名、50代 6名、60代 1名、70代 2名

 居住地:京都府12名、大阪府 3名、奈良県 2名

 参加回数:初参加者 1名、2回以上 16名

 参加者の立場:きょうだい 13名、親 1名、支援者 1名、研究者 2名

 障がい種別:知的障がい、身体障がい、発達障がい、精神障がい、難病など広範囲
      の家族や遺族、支援者、研究者の立場の方の参加がありました


今回の参加者は17名でした。うち初参加が1名、これまでに参加歴のある人が16名でした。
8時からの新年会を控え、例会の時間は2時間というタイトなスケジュールの中で、テーマを深く掘り下げるところまではいかなくても、刺激を受ける発言が続き、密度の濃い時間が持てたと思います。
ケアラー支援の関係で、京都市役所「まちづくり推進室」からも参加を頂きました。
8時からの新年会参加者は12名でした。

なお、昨年5月から卒業論文の協力依頼で参加されていた学生さんから、完成した卒論の贈呈を受けました。別の学生さんからも学内の卒論評価の中で優秀賞をもらったという報告を頂き、協力出来たことをとても嬉しく思いました。

何気ない自己紹介の中にも、「例会の参加動機は?」「家族介護の報告やその思い」「親亡き後に向けて、何を順番に準備して行けばよいのか」「他の人の話を参考にしたい」「親亡き後のことを自分を犠牲にすることなく冷静に考えたい」「親族に障がいのあるきょうだいのことをどの程度オープンにしているか」「これまで視点が当てられて来なかった父親やきょうだいのことにも光を当てられるべき」「将来目指している仕事のこと」「胸にしまっていたことがしゃべれてよかった」などが言葉になって熱く語られたことが心に残っています。

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最後に、頂いた感想文の紹介をしておきます。

・3回目の参加でした。何度かお会いした方には少しずつ自分の顔を覚えていただいて
 いる感覚があり、とても嬉しかったです。自分は、大学の研究の関係で参加させてい
 ただいたのですが、「きょうだいではないのに関心を持ってくれて嬉しい」という声を
 いただけたり、皆さんが熱心に自分の言葉に耳を傾けてくださったりしたことが非常
 に励みになりました。ありがとうございました。例会では、アドバイスが行き過ぎた
 ものにならないように、皆さんが慎重に言葉を選ばれていたのが印象的でした。例会
 での取り決めを意識しているのだろうなと感じました。

・京都のきょうだい会は、きょうだいの立場だけでなく、親や支援者、きょうだい問題
 に関心がある方、どんな方でも参加出来るところが、良いなと思います。もちろん、
 一番にはきょうだいさんが思いを共有する場であって欲しいと思いますが、多くの立
 場の人が現状を知って、考え、行動していくことが重要と思います。

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ケアラー支援条例の関係や、きょうだい支援に注目が集まり出したことの影響を受け、当会に講師や語り部の依頼が徐々に増えて来ました。
嬉しい傾向ですが、日常生活の多忙な中での活動で、出来ることにも自ずと限界があります。自分の生活や会のペースを崩すことなく、当事者の会としての歩みを大切にして行きたいと思っています。