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2023年4月3日月曜日

3月11日(土)京都きょうだい会例会のご報告

 参加者:計9名(対面にて)

 性   別:男性3名、女性6名

 年代別:20代1名、40代1名、50代5名、60代1名、70代1名

 居住地:京都府7名、大阪府2名

 参加回数:初参加者3名、2回以上6名

 参加者の立場:きょうだい8名、親1名

 障がい種別:知的障がい、身体障がい、精神障がい


            普段の例会の様子(3/1毎日新聞夕刊一面に掲載されました)

3月例会は、第二土曜の11日(土)午後6時から、京都市伏見区にある喫茶みどり会議室にて、対面で行い、京都・大阪から9名の参加がありました。初参加者は、大学の先生に勧められて来たという学生さんの他、毎日新聞夕刊で紹介された記事を見て参加したという人を含め3名でした。何年振りかで来られた方もおられました。初参加者を囲んで、きょうだいの揺れ動く気持ちや、介護を重ねて来た経験談、具体的な課題の解決への道筋など、広範囲にわたる話題をみんなで共有出来たひとときでした。

参加された方それぞれの振り返りがあったと思います。お一人お一人の感想やメッセージの紹介からして行きます。


~頂いた感想・メッセージから~

・今回は参加させていただきありがとうございました。福祉を学ぶ学生として、障がい者の兄弟として両方の側面から学ぶことや発見がたくさんありました。自分が当たり前と感じていたことも、それは障がい者の兄弟としての当たり前だと発見できたり、今後来るであろう、親の介護と兄弟の介護のダブルケアの不安などさまざまな内容について皆さんと交流でき良い経験となりました。また参加させていただきます。

・もっと早く参加したかったと思うほど、学びが多かったです。兄弟姉妹だけではなく、親の立場からのお話を伺えたことも良かったです。それぞれの方が違う環境の中で、それぞれの辛さやしんどさを持ちながら生きてこられたのがよくわかりました。また次回もよろしくお願いします。

・先日はじめて京都きょうだい会に参加させていただきました.私の妹は統合失調症を患っています.今はA型事業所で働いていますが,親亡き後のことを考えると不安になります.私はこれまで,妹から解放されたい,でも家族を助けたいという気持ちに引き裂かれてきました.妹や親には言えない本当の気持ちを吐き出すことができるきょうだい会の存在は本当に貴重だと思います。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

・ずっと気になっていたものの、コロナ禍になって重症度リスクが高いためなかなか参加できずにいました。1度ハイブリッド開催でオンライン参加させていただきましたが、やはりリアルでお会いしてお話を伺う方がいいですね。数年ぶりに思い切って参加してよかったで
す。

・今回は親と同胞の高齢化や距離の取り方等に、差し迫って困りごとを抱えておられる人が多く、それに対して福祉の専門家からの的確な情報提供など、有意義な話し合いが出来たのではないかと思います。私はすでにきょうだい亡き後ですが、皆さんの話を聴きながら共感したり、きょうだいだった自分と重ねてみたり、自分の思いを話すことで気持ちの整理をさせていただいています。いつもありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

・やはり「きょうだい」は、各種の支援があることにたどり着いてない方が多いように思う。そういう意味で、きょうだい会が情報源となるところであり続けても良いように思う。


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去る3/1の毎日新聞夕刊1面に、きょうだいが抱えている問題が大きく取り上げられました。去年11月に取材を受けた私達の会の様子も詳しく紹介されていて、その記事を見て参加したという方もおられました。やはり、マスコミの影響は大きいですね。
「『きょうだい児』という言葉やきょうだいの会があるということを今まで知らなかった」という人のなんと多い事でしょうか・・・。今なお多くのきょうだいが、一人で抱え込み、考え込んでいる状況が目に浮かびます。

今回の例会で話された内容は、「差し迫って困りごとを抱えている事柄」と「誰にも言えないきょうだいの本当の気持ち」に大きく分かれました。
「困りごとの中身」では、「重なる家族介護の負担を一人で引き受け孤独だったこと」、「止まない家族の浪費癖への対処の方法」、「障がい者本人の自立の見通しが見えない」など、「障がい者家族の混乱の様子」が語られましたが、支援職に就いている参加者が、「計画相談や金銭管理・生活の場所・住居確保・成年後見など利用できる支援制度と実際」という観点で整理して頂くことになり、充実したやりとりとなりました。「相談支援の大切さ」に改めて気づかされ、私達の会も地道ながらその一翼を果たして行かねばと思いました。
「きょうだいの本当の気持ち」では、「役割に答えようとして自分自身の人生を生きられなかった息苦しさ」や「障がいのあるきょうだいを大事にしたい気持ちと離れたい気持ちに引き裂かれている自分の心の整理が課題」という内容の発言がありました。これらのことはきょうだい特有の心理的な悩みであり、今後、さらに深めて行きたいテーマだと思いました。

毎回ありがたいことに、2~3人の新しい参加者が必ずと言っていいほどおられます。新しい参加者を囲んで話し合ううち、常連の私達も気づかされることが多々あります。まだ出会えていない参加者とともに、きょうだい支援のことを深めて行きたいものです。

次回例会は5月13日(土)になります。





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