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2012年1月31日火曜日

交通機関ときょうだい

連続の投稿で失礼します

先日、ハンディキャップを持つ方のご家族と話していて出てきた話題が、交通機関に関する話題でした。今回は電車についての話題でした

ハンディキャップを持つ方々で、電車が好きな方が多いと言うのはよく耳にします。電車に乗るのが好き、電車を見るだけでも幸せ(うちの弟も例外ではありません)、電車よりも時刻表を見るのが好き、中には電車の駅でどれが有人改札なのか無人改札なのかを調べるのが好きな方もいます
駅に着いた時、どうしても「うれしい!」という気持ちが抑えられずに少しはしゃいでしまうこともあります。家族としては、自分の家族が興味のある場所で嬉しそうにしていることは喜ばしいことなのですが、そこで他のお客さんとトラブルになることが多々あるようです

そのご家族の方は、イベントのために家を出た際、他のお客さんから「うるさいんだけど」と言われてしまい、それ以降電車に乗るのを控えてしまったということでした

我が家でもその経験があり、電車に乗っているときに弟が少しはしゃいでしまったため、車掌さんが出て来て「うるさい!!さっさとこいつを座らせろ!!黙らせろ!!」と怒鳴られたことがあります。最近では、朝の通勤中見ず知らずのお客さんから後ろから「黙れ!!」と怒鳴られました

確かに、はしゃいでしまい、大きな声が出たり、ジャンプしてしまって周囲に迷惑をかけていることは事実です。それに関してはこちらにも非はあります
しかし、だからと言って頭ごなしに全否定されるのは、家族にとっても、おそらくは本人にとってもあまり良い気持ちではありません


でも、だからといって交通機関を避けたくはないなと、思うのが個人的な考えです
彼らのような人が日常の場面にいるからこそ、周囲には「あぁ、世の中にはこういう人もいるんだ」と、いう理解を求められると思います。交通機関を避け、隠れてしまってはその理解も遠のくのではないか・・・、と、いうのが今回の話題で私が感じたことです
確かにトラブルはありますが、中には積極的にハンディキャップを持った家族とコミュニケーションをとってくれる方々もいます。他のお客さんとの接触が必ずしもトラブルではないと思うのです


交通機関の問題は、きっとどこの家にもある話だろうなと思い、自分の意見と実体験を書かせていただきました
いずれきょうだいカフェでこの件も意見交換できたらなと思います


【K.K】

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