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2013年11月11日月曜日

11月9・10日の京都例会&しろくま会の活動報告

しろくま会の某世話人です。
最近ブログへの投稿はサボりがちですが、きょうだい会の活動はずっと続いています。
ということで、たまには近況報告を。。。

119()に京都きょうだい会例会、10()にしろくま会カフェ&夜ごはん会に参加してきました。

9日の例会には、5060歳代の男性きょうだいさん2名、2030歳代の女性きょうだいさん4名の、計6名が参加されました。京都からの参加者中心でしたが、大阪からの参加者もおられました。
6名のうち4名が、9月に開催された「でてこいランド一泊二日交流会」の参加者だったため、その様子を聞いたり、初対面の人どうしで自己紹介をしたりしました。
でてこいランド交流会に関する報告は、最新の京都きょうだい会だよりをご覧下さい。
(最新のたよりは追々更新します)

***

10日のしろくま会カフェには、2030歳代のきょうだいさん計13名が参加されました(うち初参加の方は6名)。
京都だけでなく、大阪や兵庫、愛知からも参加者が!

15時から18時までのカフェ終了後、急遽夜ごはん会を開催することにしてみたのですが、
いきなり企画したにもかかわらず、13人中11人の方にご参加頂きました~♪
18時過ぎから21時頃まで、カフェから合わせると計6時間にも及びましたが、話題は全然尽きませんでした。

以下、しろくま会で挙がった話題を3つほどピックアップしてみます。
参加者の人数が多く、23グループに分かれて話す傾向にあったため、私が話したグループで挙がった話題に限られてしまいますが・・・。
隣のグループでは、もっと違う話題が出ていたかもしれません。

(1)障害のあるきょうだいと一緒に出掛ける派か、そうでない派か、という話。

2人で出掛ける派、2人では出掛けないけれど他の家族と一緒なら行く派、一緒には全く出掛けない派、と意見が分かれました。

個人的には、小学生の頃、障害のある弟と一緒に電車に乗った時に、たまたま弟の隣に座っていたおばさんが露骨に嫌な顔をして席を離れていった、という事件がありました。
「大人ってなんて厭らしいんだー!」と子どもながらに思い、ショックを受け、正直未だに引きずっているところがあります^^

(2)何か「吸い寄せる」話。

例えば、きょうだい会以外の生活の場で出会った友人・知人も実は「きょうだい」だったという話や、家族に関する相談を友達から受けやすい(でも相談内容が障害と全く関係がない)、という話。
家族に何らかの課題を抱えている人を引き寄せやすい、という人が結構多くてびっくりしました!

(3)恋愛/結婚にまつわる話。

パートナーに、どのタイミングで、障害のあるきょうだいのことを伝えるか。
もしくは、伝えなくてもいいのではないか。
結婚を意識した時に初めて伝える、ということでいいのではないか、などなど。

恋愛する時、障害のあるきょうだいのことも考えなくちゃいけないから、恋愛自体が面倒クサイと感じてしまうという意見や、
一方で、恋愛する時は、自分のきょうだいのことってあまり関係がないのではないか、という意見も。。。

出生前診断の話題にもなりました。
自分が妊娠した時、受けるだろうか、受けないだろうか・・・。

答えのない、難しい問題です。

個人的に印象深かったのは、私より少し先輩のきょうだいさんの話。
好きな人に全てを知って欲しくて、ついいろんなことを話しがちだけれども、それが相手にとって「重い」と感じられることもある。
だから、きょうだい会の人たちでも友達でも誰でもいいから、「重い」話ができる相手を分散して持っておくことは大事だ、ということ。

***

たわいもない話から、深刻な話まで。
同じ立場というだけで気兼ねなく話せることの良さを改めて実感しました。

今回、ダウン症者のきょうだい会を運営するきょうだいさんにもご参加頂きました。
京都きょうだい会をはじめ、全国きょうだい会の各支部やしろくま会は障害特性を限定していないのですが、
限定するからこそより深い話ができる場合もありますし、
また、限定していないからこそより多くの人数が集まり、話題の幅が広がることもあります。
それぞれの良さがあるなぁと、話を聴いていて改めて感じました。


写真は、カフェで食べたロールケーキとキャラメルチャーイ☆




2013年3月30日土曜日

情報紙 hot pot に掲載されました☆

すっかり春めいて参りました。

散歩したい気持ちには駆られますが、
目に見えない花粉が飛んでいると思うと、
なかなか自由に外出が叶いません……

さて、京都市市民活動総合センターが発行する季刊情報紙の、(おそらく)春号に、京都きょうだい会が載りました♪


『hot pot(ほっとポット)』とは、京都市が設置する「京都市市民活動総合センター」の季刊誌です。
「あなたと社会をつなぐ、もうひとつの架け橋」をテーマに、京都で活動するNPO・市民活動団体や、市民社会を支える多様な人々を紹介するものです。年に4回発行しています。
現在、市民有志による編集記者と職員が協力しながら、企画・取材・編集にあたっています。


ということで、昨年冬に取材に来てくださったのは、有志の記者さんとカメラマンさん。
「京都きょうだい会に興味があったんです」と、
じっくり2時間くらいでしょうか…取材してくださいました。

取材を受けながら、
きょうだい会のメンバーそれぞれが思いを口に出して言うわけですが、
それぞれ少しずつ違う思いを持って、
きょうだい会に関わっているんだな〜ということを、改めて感じました。
みんな違うコトを話すから、
記者さんはきっと、とっても大変だったことと思います。

記事はこちら→


「同じだね〜」と共感することと合わせて、
それぞれ少しずつ違っていることも、大切にできる場にしたいデス♪♪

【Y】