参加者の構成(計6名)
年代:20代4名(うち学生1名)、30代1名、40代1名
性別:女性5名、男性1名
居住:京都2名、滋賀・兵庫・奈良・石川 各1名
回数:初めて2名、2回以上4名
今回のしろくま会は、こじんまりとした集まりになりました。
場所は、boogaloo cafe(ブーガルーカフェ)寺町店。
写真のお席を使用させて頂きました。
おいしいケーキとドリンクを楽しみながら、話しました。
自己紹介の後は、フリートーク。
こんな話題が挙がりました↓
こんな話題が挙がりました↓
◆一人暮らしをするべきかどうか
実家暮らしの方から出た話題。
一人暮らしの経験者から、実家を出ることになった経緯や、一人暮らしを始めてからの実家との関係について語られました。
当初、親は一人暮らしに反対していた、という話もありました。
◆福祉の仕事について
参加者の中に、福祉職の方や福祉職希望の学生さんがいたことから、福祉職の仕事内容について共有されました。
福祉職の場合、上司が障害者の家族事情に理解があり、緊急時に早退しやすい!?といった話も。
◆きょうだい構成による体験の違い
障害のある兄弟姉妹が自分より年上か年下かによる違い。
年上だと、「お兄ちゃんのはずなのに…あれ?立場が逆転している?」といった葛藤が生じるケースも。
◆きょうだい同士の年齢差による体験の違い
今回の参加者の半数が7~9歳年上の障害のある兄弟姉妹を持つ立場の方であったことと、障害のある兄弟姉妹が同じ年齢(双子)の立場の方もいたことから、年齢差による体験の違いの話に。
学校がずっと一緒だったが不当な扱いを受けたことはない、というきょうだいもいる一方で、障害のある兄弟姉妹が在籍時に起こしたトラブルにより、自身が入学した時に“あの〇〇の妹か”という目で見られ、学校の先生から不当な扱いを受けたというきょうだいの話もあり、胸が痛みました…。
◆障害特性による体験の違い
知的障害だけのケースと、併せて身体障害があり介助が必要なケースとで、きょうだいの関わり方に違いがありました。
◆障害のある兄弟姉妹について
障害のある兄弟姉妹が人懐っこい性格で人見知りをしないことから、福祉施設の中で新人職員や学生アルバイト向けの利用者という位置づけにある、という話に。
また、障害のある兄弟姉妹に友達がいるか、という話題にもなりました。
◆「きょうだい」の本について
大学の図書館に、著書『きょうだいだって愛されたい―「障害のある人が兄弟姉妹にいるということ」』(全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会)が置いてあり、内容に共感できたという話に。
きょうだいの方がアクセスしやすい場所に、きょうだいに関する本があるといいですね。
などなど。
2次会は4名で、錦市場にある京野菜のおばんざいバイキングのお店に行きました。
カフェ終了時に書いてもらった感想の中に恋愛・結婚の話もしたかった、というニーズがあったことから、2次会では恋愛・結婚の話を中心にトークが盛り上がりました。
今回、石川から20代女性の初参加の方が来られました。
9月の愛知開催の時にも石川から来られた20代男性の方がおられましたので、タイミングが合えば「出張きょうだい会@石川」を開催したいなという話題にもなりました^^
また開催日時が決まり次第、ご案内させて頂きます。
以下、参加者の方から頂いた感想です。
●同世代の方とお話できて、とても貴重な経験となりました。
住んでいる地域や、障害の程度が多少ちがっても、似たような葛藤があるんだなと思いました。
●定例会、初参加でした。話しやすい雰囲気でよかったです。
結婚や恋愛について話してみたかったなあと思います。
でも、色んな話題で雑談みたいに話せて楽しかったです。
●テーブルの雰囲気が好きでした。
人数が多すぎないのも、のんびりした雰囲気で、気軽にいられるようにかんじました。
●Aさん、Bさんの話の切り出し方がうまくて、会がスムーズに流れていました。
色んな話が聴けて、来て良かったです。また来たくなります。
(※Aさん・Bさんは具体的な名前でしたので、アルファベットで伏せさせて頂きます)
★★★
京都きょうだい会の年内最後の定例会が、11月12日(土)に開催されます。
どなたでもお気軽にご参加ください。
詳細は、ホームページ内「これからの予定」をご覧ください。
★★★
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