※京都府自閉症協会きょうだい部(なかよし会)主催のセミナーですが、しろくま会のメンバーも運営に関わっていますので、許可を得て、こちらのブログで報告させて頂きます。
前半の成人きょうだい3名による体験談では、20代男性、30代女性、50代女性にご登壇いただき、1人あたり20分ほどお話いただきました。事前に、以下の内容に沿ってお話して下さいとお願いしていました。
【テーマ】「きょうだい」が何を思い、何に悩んで生きてきたのか。
1)子どもの頃から現在までの、きょうだいとしての体験を聴かせてください。
2)子どもの頃から現在までの間に、親や障害のある兄弟姉妹との関係にどのような変化がありましたか。
3)今のご自身の生活(住む場所や仕事など)に、障害のある兄弟姉妹から影響を受けた部分はありましたか。
4)親や周りの人たちから言われて嬉しかった言葉/嫌だった言葉を教えてください。
5)最後に、参加者の方に伝えたいことがあればお願いします。
後半には、グループディスカッションを行いました。
1グループにつき5~6名の6グループに分かれてもらいました。司会進行は、なかよし会のスタッフが担当しました。
【グループディスカッションテーマ】
(1)きょうだい支援のあり方
(2)子どものきょうだいへの障害の伝え方
(3)きょうだいの恋愛・結婚に関する悩み
(4)きょうだいの進路や仕事内容に関する葛藤
(5)親なき後の生活の場
(6)フリートーク
各グループで参加された方の体験や考えなど、思い思いのお話をしていただけました。
またグループで話されたことを全体で共有し、終了となりました。
京都新聞からも取材に来ていただきました。
※前回(2017年1月15日)のきょうだい支援セミナーに関する記事はこちら⇒
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