旅の宿 葆光荘 (大阪市天王寺区)
主催 でてこいランドin大阪実行委員会(関西地域のきょうだいの会)
共催 全国きょうだいの会
「きょうだいの話をしたくなった時、日常を離れて時間を気にせず語り合える場を作ろう!」と、関西地域のきょうだいの会が主催して、恒例の一泊交流会を今年も開催しました。
かつて京都市のボランティア団体が何年もかけて資金作りに取り組み、交流施設「でてこいランド」を京都府下に完成させました。「でてこい」とは「一人で閉じこもっていないで出ておいでよ!」というメッセージを込めたものです。京都きょうだい会も全国のきょうだいに呼びかけて、この施設を20年にわたり交流の場として利用して来ました。
残念なことにこの施設が閉鎖になった為、会場を大阪市内の旅館「葆光荘」に移し、関西地域のきょうだいの会の取組として、「でてこいランド」の名称も残し、4年前から再スタートしています。
大阪市の南の玄関、JR天王寺駅からすぐ近くに静かに佇む「旅の宿」。吹き抜けの和風モダンな食堂を会場に、それぞれスケジュールを調整し、東京、京都、大阪、兵庫から17名の方々が集まりました。宿泊が12名、日帰りが5名でした。親の立場の方、今年度着任された全国きょうだいの会会長も交えて、各世代にわたる多様な経験談や思いを交わすことが出来、知らず知らずのうちに中身の濃い時間が流れて行きました。
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参加された方々から、当日の雰囲気が伝わる感想が寄せられていますので、紹介しておきます。
・兵庫県 40代 女性
終電を気にせずに飲んでお話し出来ることが魅力的。
天王寺の街中にある風情のある旅館で合宿が出来て楽しい。
当事者同士だからこそ、深い本音を言葉にする事が出来る安全な場所。
色んな世代と立場の「きょうだい」と出会える貴重な場と居場所。
来年も葆光荘で開催したいです。
・東京都 20代 男性
今回初めて参加したのですが、思っていた以上になごやかな雰囲気で、きょうだいの話だけ
でなく、他愛のない話までざっくばらんに話せました。若い世代の参加者もいて、年代や地
域を越えて「きょうだいあるある」を共有できたのがとても印象に残っています。
きょうだいの立場にいると、家族やきょうだいのことを考えるなかでどうしても責任感が強
くなったり、生真面目になってしまったりしがちだなと思います。だからこそ、何か特別な
ことを話さなければと構えるのではなく、笑いながら肩の力を抜いて過ごせる点に、この場
の大きな意味を感じました。初めてでも気軽に参加でき、いつ戻ってきてもいい「セーフス
ペース」のような場所なのだと思います。一泊二日で時間を気にせずゆっくり過ごせたこと
もありがたかったです。またぜひ参加したいです。
・大阪府 30代 男性
昨年に引き続き参加させていただきましたが,世代や立場を超えてきょうだい同士が“自然
に”思いを語り合える温かい場となっていた印象でした。
普段は中々言葉にし辛い経験や気持ちが共有されることによって,改めて参加者同士の繋が
りや安心感が広がっていくことを実感しました。
このような,当事者同士が“自然に”繋がり,経験を分かち合える場を継続していくことが重
要であるように感じましたので、大変かと思いますが是非継続していただきたいと思いま
す。
・京都府 50代 男性
2018年の新年会以来、8年ぶりの久しぶりの参加でしたが、初めての方や、久しぶりの方々
にもお会いできて、かなり、腹を割ったお話ができて、よかったと思います。
今後もまた、機会があれば、参加させていただきたいと思います。よろしくお願いいたしま
す。
・京都府 50代 男性
毎年、親の立場で参加させて頂いてますが、みなさん気さくに色々お話して下さることに大
変感謝しております。きょうだいと言えどもお立場も性格も年齢もバラバラ。そんな中でそ
れぞれの想いや状況をざっくばらんに話せる機会は本当に貴重だと思います。また、来年も
参加したいと思います!
・兵庫県 60代 男性
スタッフの皆さま、
いつもながら、でてこいランドのお世話ありがとうございます。
泊まりがけでのきょうだい会は本当に貴重な機会です。通常の例会では話切れないようなこ
とも含めてたくさん話をすることができていつもありがたく思います。
その分、スタッフの皆さまのご苦労はたくさんあるかと思います。 できるだけシンプルで
大丈夫ですのでこのように熱く語り合い、情報交換できる時間、場所の提供を今後とも宜し
くお願いします。
・大阪府 50代 女性
今回は飲み物、食べ物は全て持参としていたのですが、差し入れをたくさんいただき、買い
出しがない分、落ち着いて準備することができて良かったです。
昨年よりも人数は少なめでしたが、その分じっくりみなさんとお話ができて良かったです。
2日目の解散後も有志で近くのお好み焼きを食べに行き、今年も出てこいランドを満喫しま
した。
泊まりがけのイベントというと敷居が高いと思われるかもしれませんが、終電を気にせずお
酒を飲んで、しゃべって和やかで楽しんでいただけるかと思います。
参加を迷っている方がおられましたら、また来年も開催予定ですので、是非ご参加下さい。
お待ちしております。
・兵庫県 70代 女性
今年は人数の少ない年でしたが、その分より深い交流ができて良かったと思いました。
この様な交流ができる場は大切だと思います。
増田会長の参加もあり、話が盛り上がっていました。
新しく若い人達の参加が増えているので、運営も含めて次の世代に上手くバトンタッチでき
ることを願っています。
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今年は、初参加者が2名、8年ぶりの参加の方もおられました。
テーマはフリーで、自己紹介シートに沿ってそれぞれの思いに耳を傾け合います。
きょうだいとしての自分を、人生の中でどう位置付ければよいのか・・・。長年、構えて話せなかったきょうだいの話が、ここでは肩の力を抜いて言葉にすることが出来、前を向いて歩きだすことが出来る。・・・そのような場がきょうだいにとってどれほど重要なことかということを改めて感じました。書いて頂いた感想の他にも、「参加を重ねるごとに自分の中にも変化を感じ、去年とは全然違う自分を発見する」という声も聞く事が出来ました。
1人ではモヤモヤ感に支配され未来が見えていなくても、当事者同士で語り合ううちに今後の輪郭が見えて来ることもあるかと思います。
まさに「一人で閉じこもっていないで出ておいでよ!」です。
「準備はシンプルで良いので、来年も是非継続して開催して欲しい」との声が耳に残ります。
来年もまた、葆光荘でお会い出来ることを楽しみにしています。