性別:男性6名、女性7名
年代:30代2名、40代7名、50代1名、60代3名
居住:京都8名、大阪3名、滋賀1名、兵庫1名参加回数:初めて3名、2回以上10名
今回も、きょうだいの立場の方だけでなく親の立場の方や、(いつも参加して下さっていますが)スクールカウンセラーや病院のカウンセラーの方などもおられました。
自己紹介のあと、こんな話題が挙がっていました。
◆結婚について
結婚をしたいと思うが、“家に障害者がいる”ということで断られたり心無い言葉を受けたことがある、男だから苦しいことが分かってもらえない、という障害者への偏見やジェンダー問題などにも通じるお話がありました。
◆親なき後問題
将来のイメージがネガティブなものしか見えない、障害や病気がいつまで続くのだろうと途方に暮れる気持ちになること、自分の生活もあるのに障害のあるきょうだいを見ていけるか?できないのでは?、わたしが先にしんだらどうしよう、などが話題にあがりました。また、前回参加後、市役所の相談員とつながり少しずつアクションを起こしているところとの報告も聞くことができました。
家族、きょうだいだけでは解決できないこともあると思います。抱え込まず、専門家、相談支援センターなどの利用、活用をしていければと思います。
以下、参加者の方に書いて頂いた感想です。個人名・団体名は伏せています。
●初参加でしたが、色々と気づきや知らない情報も多くあって非常に有意義でした。次回もまた参加したいと思っています。
●どこの家族教室も女性の相談者ばかりなので男性の相談者が多くて良かったと思います。今後は障害者の地域共生が進むので、男性兄弟はどんどん意見を発信すべきです。
話題に、親の死後、兄弟姉妹が選ぶ道があっても良かったと思います。
●最近はほぼ毎回参加させて頂いており、様々な障害差別の背景のある「きょうだい」の方々の思いを聴き、色々と考えさせられます。特に、親の「きょうだい」への向き合い方(考え方・態度など)が「きょうだい」自身の、その後の人生の向き合い方を左右するということを改めて感じました。
●いつも思うことですが、障害者の程度や現状、又は親の育て方などで、きょうだいに対する思いが大きく変わるんですね。色々な方のお話を聞きながら、前へ進む方策を考えられたら良いなあと思います。
●文献などを読み進んでいると自然に涙が出てきて止まらないこともよくあります。きょうだい+きょうだいの母である自分には厳しいテーマかもしれません。実際に皆様の話を伺っていると、共感できることもたくさんありました。自分のことを話すことで、少し自分の気持ちも整理できるのかもしれません。
●障害やサポート資源を知らないことでネガティブに考えがちになってしまう。その部分については、障害が何かやサポート資源を知ることは大事だと思いました。
●まだまだ障害が精神という事で親しい友人にも話せないので、話を聞いて頂ける場がある事だけでも本当にありがたいと思っています。今後は家族(主に親)と自分のストレスのケア、家族間の関係維持についてお話出来たらと思います。
●きょうだいのお立場でも実に、様々な境遇の方がいらっしゃると思います。例えば、障がい福祉の中で、障がいを持つきょうだいが、親亡き後に暮らしていけたとしても、一概にそれだけでは解決しない気持ちの部分や、行政の対応や、もろもろ有ります。うまく言えませんが、もっとナチュラルに社会も気持ちの部分もなっていけばいいのにと思います。
●きょうだいの立場のお話をすることができて良かったです。また参加したいです。
●今日も初参加の方が3名おられ、改めて「きょうだい」でもそれぞれの悩みがあるのだなあと実感しました。「きょうだい」の話というのは本当に底が深いものだと思います。
●家族がおままごとで偽善チックだ、という言葉が印象に残りました。
●生の言葉で語り合える場面が多くて、きょうだいの例会らしくなってきたと思えました。
※例会で話される内容は、参加メンバーによって異なります。お時間があるときに、過去のブログ記事も遡ってご覧いただけますと幸いです。
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京都きょうだい会・しろくま会 今後の予定
*7月14日(土)京都きょうだい会
*8月19日(日)しろくま会(20~30代きょうだい会)カフェ
詳細は、京都きょうだい会ホームページ「これからの予定」ご覧ください。
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