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2021年7月30日金曜日

7月10日(土)京都きょうだい会例会のご報告

参加者 計13名(オンラインにて)

性別:男性6名、女性7
年代: 201名、303名、405名、502名、601名、701
居住地:京都8名、大阪4名、石川1
参加回数: 初めての方3名、2回以上10
参加者の立場:きょうだい11名、親2
家族の障がい種別:知的障害・精神障害・発達障害・身体障害の家族の方達でした。

 


             7月例会はオンラインで

                  実施しました

 

 

コロナの感染が心配される為、5月の例会は中止していました。会の運営者の立場として、何とかオンラインでの例会が出来ないものかと思って来ましたが、zoomのホスト役を引き受けますとのありがたい申出を常連の参加者の方から頂き、実現の運びとなりました。

事前申込制で人数制限をして参加者を募り、当日になってのキャンセルはありましたが、京都、大阪、石川より13(内初参加3名)で無事終了しました。

オンラインでお互い、初対面の人が多い中でしたが、よく似た体験を有しているだけに、本題に入るまでに時間がかからず、それぞれが自分の言葉で心情を吐露され、深い意見交換や参考となる情報交換が出来たと思います。特に、初参加の若い人達から、自分の周囲で、若い人のきょうだい会を作りたいと思っているという発言が続き、今後への期待も感じました。

 

いつもの例会と同じく、テーマは決めず、自己紹介や近況、経験談やアドバイスを出し合って、多くの共感が生まれました。

参加者からの感想を頂いていますので、紹介しておきます。

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 ~参加者の感想(アンケートより抜粋)から~

    7月京都きょうだい会は、初参加3名、2回目が1名ということで、新しい方のお話をたくさん聞けて、改めてきょうだい会の本質と言いますか、まだまだこの会を必要としている方がいるなと感じました。同じ境遇で悩みやお話を受け止めてくれる土壌が出来ているのは、初めての方々でもとても安心だと感じました。新しい若手きょうだい会の立ち上がりや、親の会との交流や意見交換の話など、前向きな話も出て、とても充実した内容でした!

   zoomホスト役としては、無事に会が開催できほっとしました。対面と並行してzoomでも行うことにより、たくさんの方に参加してもらえると思いますので、これからもがんばります。また、「思いを吐露できる環境の大切さ」を再認識しました。

     参加して良かったです(*^^*) 幅広い年代のきょうだいさんたちに加え、きょうだいたちのサポートをしたいと考えてくださっている、きょ うだい以外の方々もいらっしゃって、とても心強く思いました。
 きょうだいのことで悩む日々ですが、みなさんとお会いしたことで、少し希望が持てました。

   シブコトのサイトを教えていただいたり、他にも若い世代の人達のきょうだい会など、色々と参考になりました。リモートという事で、いつもの対面とは違う部分もあったと思いますが、司会の梅田さんをはじめ、皆さんの場の回し方は勉強になりました。今回は年代もバラバラでしたが、年代別、性別、障害の種類によって、参加者を限定するミーティングもやりたいなと思いました。場所が遠いので、対面は難しいですが、リモート開催の際はまたお願いしたいと思います。

    途中参加で皆さんのお話が聞けず残念でしたが、その分たくさん私の話しを聴いてくださり、いろんなお話をしていただき、涙が出ました。「聞いて欲しい」…そんな言葉でさえ出せないでいました。自分が兄に対して、家族に対して何を望んでいるのかはすぐに答えは出せないでいます。行ったり来たりです。今の心情は話せる場が欲しいです。
次回も楽しみにしてます! ありがとうございました!

     遠方に住む障害者と、子供を障害者と認めない母親との問題が上がりました。母親の心を開かせることが必要ですが、まず無理とのことでしたので、きょうだいは市町村の高齢者福祉担当へ相談するしかないでしょ う。自分の体調も伝えておくべきです。最近は「地域見守り」に積極的な市町村もあります。たとえ現在は市町村は活動できない、活動しても母親から断られるかもしれませんが、地域見守りから外れないよう相談記録を残すべきです。母親と障害者同時に福祉となれば良いですが、高齢母親→障害者の順でも仕方ないでしょう。

     今回は、初参加の方のきょうだい会を設立するに至った経緯には新鮮な思いで、長期入院をされているきょうだいと親御さんをサポートされている方の思いには、過去の自分と重ねて、そうそう!と頷きながら興味深く聴かせていただきました。
私は兄のこととなると強気にオープンにするくせに、自分のこととなるとクローズで弱気になってしまうという一面があります。自分の人生を自分らしく生きるために、私は変わりたいと思ってきょうだい会に参加させていただいたおかげで、豆腐のメンタルが厚揚げぐらいには強くなったのではないか、と感じています。親の立場の方と話す事で、親の気持ちを想像しながら関わっていく事の大切さも感じています。
いつもこんな私を受け入れてくださる京都きょうだい会は、私にとってリラックスできる大切な場所です。今後ともどうぞよろしくお願いします🥺🤲

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これらの感想の他にも以下のような声が出ていました。

    兄から気づかされて来たものは大きい。兄は自立意欲が出て来た。自分も応援したい。仕事でも若いきょうだいの人たちと出会うことが多く、若いきょうだい会を立ち上げたいと思っている。親の会とのコラボも実現したい。

    仕事で他府県に転居したが、転居先でも新たにきょうだい会を立ち上げている。京都の例会にも時々参加したいので、またオンライン例会があれば参加したい。参加者がゆっくり話せるよう、小グループに分けることも検討して欲しい。

    結婚して実家と遠距離になった。障がいのある弟を高齢の母が見ている。親には屈折した感情があるが、いちがいに責められないものも感じている。社会とつながりを持ってくれれば・・・。

●  家族に要介護者が多くいて、自身にも障がいがあるが、必要な制度を活用しながら、これまで乗り越えて来た。

 等々、障がいの違いや立場・世代を超えて、きょうだいや親としての思いを出し合うことが出来ました。今後につながる発見があったとの反響も頂き、とても手ごたえを感じています。

 

なお、今後もコロナの感染状況を見ながら、例会を対面にするかオンラインにするか、柔軟に考えて行きたいと思います。オンライン例会の持ち方についても、参加者の状況次第で小グループに分けるなどの工夫を、皆さんの意見を聞きながら試みて行きたいと考えています。

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語られる話題は、その時の参加メンバーによって異なります。

お時間のある時に、過去のブログもご覧いただけますと幸いです。

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京都きょうだい会 今後の予定

2021911()  例会

今のところ、「喫茶みどり」で対面での例会を予定してますが、直前の状況を見てからの判断となります。

詳細は、京都きょうだい会ホームページ「これからの予定」ご覧ください。

 

  

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