参加者:計11名(対面にて)
性 別:男性6名,女性5名
年代別:20代2名,30代2名,40代3名,50代2名,60代1名,70代1名
居住地:京都府8名,大阪府3名
参加回数 :初めての方3名,2回以上8名
参加者の立場:きょうだい9名,親2名
障がい種別:知的障がい・精神障がい・発達障がい・身体障がいの家族の方達でした
5月に引き続き「対面」で実施し、京都、大阪から11名の参加がありました。今回も3名の初参加者を囲んでの新しい1ページを開くことが出来ました。これまでの常連さんも新鮮な打ち明けに刺激を受けて、新たに気づかれたこともあり、話し足りなかったことも多く、半数を超える方々が2次会(近所の居酒屋)に移動され、大いに盛り上がりました。
参加者の皆さんには、例会終了後それぞれの振り返りがあったことと思います。言い足りなかったことも含め、心のこもった感想・メッセージを頂きましたので、以下に紹介しておきます。
~参加者の感想・メッセージから~
・今回、例会初参加でしたがとても話しやすい雰囲気のある時間でした。初対面の方にどのような場面でしんどかったのか、未だにどのような場面で心が引っかかるのかなどをお話ししたのは、この例会が初めてです。それは、同じ立場の人だからというだけでなく、あの例会の会場に入った時に「ここではこれまでの自分の感じてきたことが話せるかも」と思わせるような雰囲気作りをしてくださっていた、進行役のお二人の影響が大きかったと思います。他の場所で開催されている例会には参加してないので他の場所は分かりませんが、少なくとも京都きょうだい会はこれまで何度か参加されている参加者の方たちの作り出されている雰囲気がとても良く感じました。ありがとうございました。
・自分自身の中でぼんやりと感じていた「苦しい」という気持ちを打ち明けることができ、安心感が得られました。今までは、話してもどこかその人と距離がある、どうせわかってくれないのだと諦めていました。しかし、参加者の方々には自分の気持ちを受け止めていただきました。心の温かい方々に囲まれた時間は、まるでお風呂に浸かっている時間でした。ありがとうございました。
・先日はありがとうございました。父が統合失調症。妹が発達障害。父の精神障害で私は学生時代、大きな悩みを抱えていました。のち、妹の借金問題が勃発し、なんとか解決に向けて奔走してる内に発達障害が判明したのが7年前。あわせて、8050問題も抱え課題は大きい。私の羽根を休める場所、シェアできる場所を探してここにたどり着きました。話しは変わりますが、今朝の別の会のミーティングで課題を発表したところ、「長女である、貴方が家を出たのだから、妹へ感謝すべき。」といわれ、困惑した。もちろん感謝はしている。特性がある中、なんとか、わたしもできることは、精一杯サポートしている。しかし、これでもかと襲ってくる攻撃と自己中心的なバッシング。一方的な決めつけの中、とても、心がボロボロになる事もある。一般論は理解するが、その決めつけに違和感を感じた。こうして、日常おこる、社会の偏見や矛盾の中、報われない気持ちに目を向けて、思ったことをありのまま話せる、安心安全な場所があることに感謝。・私が例会に参加するようになって数年が経ちますが、これまで誰に話しても共感されなかった本当の気持ちをそのまま受け止めてもらえる心地よさがあり、何度もリピートしています。相手の反応を肌で感じられる、対面の例会はやはり良いものですね。初参加の方の話は特に新鮮で、新たな気づきをもらっています。話しにくいこともあったでしょうに、一歩を踏み出したきょうだいさんの勇気に拍手を送りたいです。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
・例会に参加させて頂きありがとうございました。初参加の方もたくさんおられ、今までどこにも言えなかったこと、言えてはいたが複雑な心境を理解し合える機会にやっと巡り合えた方がおられたように思います。吐き出すことで、また明日から頑張ろう、将来の方向性を自身で考えなおす機会になれば幸いかと思います。今後も末永く会が続くことを願います。
・参加きょうだいさんのお話を聞いて、未だ、きょうだいを含む障がい者ご家族のことを、支援者として捉えてしまう施設関係者が多いのだなと改めて感じました。家族に頼らずとも、障がいのある方々が安心して、暮らしていける社会資源はまだまだ足りてないと思います。
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上記の他にも、
「本人を介助する親のストレスを何とかしたい。親の本人への接し方が気になる。」
同じきょうだいと言っても、障がいの違い、家族の背景などが異なり、それぞれ見えている景色は違うはずですが、
・参加きょうだいさんのお話を聞いて、未だ、きょうだいを含む障がい者ご家族のことを、支援者として捉えてしまう施設関係者が多いのだなと改めて感じました。家族に頼らずとも、障がいのある方々が安心して、暮らしていける社会資源はまだまだ足りてないと思います。
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上記の他にも、
「本人を介助する親のストレスを何とかしたい。親の本人への接し方が気になる。」
「専門職の立場にいる人が、障がい者家族の辛さに無理解な人が多い。差別的な発言を
していた場面もあったことを思い出す。」
などの話題も出ていました。
今回は、大きな困難課題を抱えた人から、何か言葉に出来ないモヤモヤとした課題を抱えた人まで、幅広い話題が聴けたように思います。していた場面もあったことを思い出す。」
などの話題も出ていました。
同じきょうだいと言っても、障がいの違い、家族の背景などが異なり、それぞれ見えている景色は違うはずですが、
「きょうだいは、障がい者本人の支援者である前に当事者であることをまず理解して欲
しい・・・」
しい・・・」
「耳を傾けてくれる人達がいて、ありのまま話すことが出来る場が貴重だ」
「自分自身を生きたい」
「自分自身を生きたい」
というところでは共通項があり、共感を呼ぶのだと思います。
きょうだいの語りの中には『それは私だと思える瞬間がある!』・・・
誰かが言った言葉ですが、そのような貴重な機会をこれからも継続して持って行けたらと思います。
誰かが言った言葉ですが、そのような貴重な機会をこれからも継続して持って行けたらと思います。
以上、7月例会の報告でした。
次回9月例会は、9月10日(土)午後6時から9時 喫茶みどり にて行う予定をしていますが、コロナがまた感染拡大していますので、オンラインに切り替えるかもしれません。
日が近づいたら、又直近のホームページでご確認下さい。
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