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2025年11月12日水曜日

9月13~14日でてこいランドin大阪のご報告

 “一泊交流会”に全国から22名集まる‼

                旅の宿 葆光荘(大阪市天王寺区)
             主催 でてこいランドin大阪実行委員会(関西地域のきょうだいの会)
               共催 全国きょうだいの会

 2か月ごとの例会とは別に、毎年恒例の一泊交流会を9月に開催しました。京都府下にあった交流施設「でてこいランド」が閉鎖になり、大阪天王寺駅すぐの葆光荘に会場を変え、今年で3回目になりました。
 万国博覧会の関係で、どのような影響が出るか一抹の不安もありましたが、開催に踏み切り、北海道、群馬、滋賀、京都、大阪、兵庫から22名の参加がありました。宿泊が10名、日帰りが12名で、子どもさんを連れての参加、
そしてきょうだい支援に関心のあるお父さんの参加もありました。それぞれの持ち寄りに、お土産で持参された地元のお酒やお菓子も広げて、遅くまで飲んで喋って・・・。
    世代ごとに直面している課題も異なりますが、年齢層が近い人同士のグループが自然に生まれ、「きょうだいの問題を実感として考えられた」「思っていることを十分伝えられなかったが、この場に来ていなかったら思わなかったことがたくさんある」という感想を聞く事が出来ました。
初参加者が7名おられ、今年もきょうだい支援の入り口の場を作れた意義は大きかったと思います。

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参加された方々から、当日の雰囲気が伝わる感想が寄せられています。
また、急用の為参加出来なかった方からもコメントを頂いていますので、合わせて紹介をしておきます。

・大阪府  30代 男性
先日のでてこいin大阪ではご飯を食べながら様々なお話しができ、大変有意義なものとなりました。お礼申し上げます。

・大阪府 30代 男性
先日は様々にお世話になり誠にありがとうございました。
最近は仕事の都合で中々京都の方に参加できておりませんでしたので,貴重な時間を過ごすことができ大変ありがたく存じます。

・北海道 40代 女性
先日のでてこいランドでは大変お世話になりました。
今年は例年以上に素晴らしい運営で、自己紹介を温かく穏やかに受けとめる、とても素敵な時間が流れていましたね。改めまして、本当にお世話になりました。
話題に出ていたケアラー支援条例はとても興味深いです。行政は縦割りと言われますが、ケアラーの話は複合的なアプローチが大切になってきますよね。京都市の今後の動きについて、きょうだいとして、また、地方自治体に勤務しているとしても、注目しています。
またそのうち、帰省に合わせて京都きょうだい会のイベントに参加させていただきますね。

・京都府 50代 男性
毎年、親の立場ですが、楽しみに参加させて頂いております。交流会では、最初に自己紹介をするのですが、自己紹介シートを作っていて、それに沿ってのお話になり、それだけでかなりその人の人となりがわかるので、とても良いなと思います。お酒も入って泊まりの場となると、全国各地の皆さんと、ざっくばらんに、涙あり、笑いあり、とても熱く語れる場は、とても意義深いと思います。来年も参加します!

・兵庫県 70代 女性
全国から多くの方々が集まられて活気のある会だったと思います。
参加費の値上げ問題も有りますが、みんなが無理しないで継続できる方法を検討していただければと思います。
京都きょうだい会として京都ケアラー支援条例の集まりに参加されている報告が印象的でした。
以前に「つくし」で埼玉のケアラー条例を紹介されていましたが、伊丹市でも取り組む様に働きかけたいと思います。

・京都府 50代 女性
今回の交流会には参加できませんでしたが、かつてない盛り上がりが見られたことを後で聞き、彷彿と浮かびます。
自己紹介や今後に向けての思いを積極的に語る人が増えて来たのは、受けとめてこられた皆さまあってのこと。今後に向けての思いを言葉にできる、得がたい場をありがたく思っています。

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参加者の年齢層は、30~40代が8名、50代が6名、60代以降が8名。それぞれに向き合っている課題があり、その世代特有の思いがあります。その共通の思いを発見した時、心の深いところで元気が湧いて来ます。そんなシーンが今年もあちこちの席で見られました。
全国の動きも知らず知らず交わされ、1年前に京都市でもケアラー支援条例が制定されたという報告には、刺激を受けた人も多かったようです。
「来年の一泊交流会をどのようなものにしよう」という話題も出て来て、きょうだいの会にも新しい流れが出て来たように思えるイベントとなりました。
来年もよろしくお願いします。

            (編集の都合上、頂いた原稿の一部を加工修整しております。ご容赦下さい)











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