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2020年2月29日土曜日

1月22日(水)草津養護学校保護者会研修会の講師活動のご報告

昨年の例会で草津養護学校保護者の方から研修会講師の依頼を受け、日程の都合がつけられた3人で、きょうだいの体験や思い・きょうだい会活動のことなどを話してきました。
登壇した3人は、70代・30代・20代に分散していたので、幅広いお話しを聴いて頂けたのではないかと思います。

研修会のテーマは「障害のある家族とその道のり」と題され、「自分のところのきょうだいは、悩んでいないように見えるが、実際はどうなのか?」「親として、きょうだいにどうしてあげたらいいのか」など、きょうだいの率直な思いを聴いて学びたいという趣旨でした。

参加者は、草津養護学校小学部~高等部に通うお母さんたち40~50名でした。

3人の登壇者から、「きょうだいの立場」、「きょうだい児への支援について」、「20~30代のきょうだいの思い」としてまとめたものを発表しました。「京都きょうだい会」や「しろくま会」、「京都こどもきょうだい会えるも」、参考になる図書などの紹介も交えながら、きょうだいの体験や思いを伝え、きょうだい支援のありかたについて考え合う時間を、皆さんと共有出来たように思います。

研修終了後、多くの感想を書いて頂きました。要約して紹介します。

・ハンディのある子のことで忙しい毎日の中、常日頃から、きょうだい児のことを気に掛けていたが、きょうだいの本当の気持ちはなかなか聞けないでいた。他のきょうだいさんの家族はどうしてるのかな?とずっと気になっていた。きょうだい児と過ごす時間を、もっと大切にしようと思えた。
・本人にどう情報を伝えるか、避けてきた問題な気がする。一緒に本を見たり、話をしてみようと思った。気づきのきっかけを頂き、ありがたく思っている。
・自分の思いをはきだせるきょうだい会の場が、近くに必要だなと思った。                               など。

多くの方から、「きょうだい児の当事者のお話を聞けて、色々と思いあたることもあり、とても参考になった。来て頂いた講師さんのお話、また聞きたい」との感想を頂き、手ごたえを感じました。
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                                   担当(い)

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